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【読書感想】
- 作者: 宮澤伊織,CHAR
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2012/01/31
- メディア: 文庫
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■新登場の魔剣《象られた力》(ジャガーノート)をめぐる物語がメインの続編。
期待していた新登場の魔剣は、ハヤカワSFでも創元でもサンリオでもないところから名前を取ってきていて「やられた!」と思った。んー、でも基本、書名なのだな、という感じか。《夜来たる》が短編版なら無限のヴァリエーションが!とか思ってたんだけど。
んー、お話自体は割と安定感あり。ま、良くある異能バトルものなのでー(笑)
- 僕の考えた新しい魔剣
- 魔剣《階差機関》(ディファレンス・エンジン)、ブレードではなく歯車!まさに回転する小宇宙的破壊力!
- 魔剣《禅銃》(ゼン=ガン)、この恐るべき銃剣を巨大な猿が振り回しまくる!怖い!ひたすら怖い!
- 魔剣《グレイベアド》、周囲の者を老化させる、まさにプロシュート兄キのスタンドっぽい能力を持つ。
- 魔剣《世界の中心で愛を叫んだけもの》、こう書いて(クロス・ホエン)と読ませるところが憎い。
- 魔剣《われら異形の軍団は、地を這う線にまたがって進む》、名乗りを上げてるうちにやられてしまうという不遇な剣。必殺技は周囲を闇につつみこむ「ただ暗黒」。
- 魔剣《ノヴァ・エクスプレス》、ラリっちゃう!
- 魔剣《334》、ついに数字かよ!?必殺技は相手のライフの66.6%を削り取る「マーク・オブ・ビースト」!
- 魔剣《復活の日》(ライジング・サン)、治癒系です。国士無双ではありません。
- 魔剣《ΑΩ》、記号かよ!?ラスボスっぽいかも。
- 魔剣《これはペンです》、使い手は荒井注!!!ルビはもちろん平仮名でw