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日々のメモ書き。

【玩具】MG 1/100 シェンロンガンダム EW版

■実際に組んだのは2/11。
本当はガンダムナタクことアルトロンガンダムのEW版のMGのプラモが欲しかったのだけど、存在しないのでとりあえずアーリータイプで我慢することにしたわけだが、これがはからずも俺のガンプラ人生における初MG体験となってしまった。

フレームから組んでいくという予備知識はあったし、既にPGのアストレイレッドフレームを組んでいたのでパーツ割とかには違和感を感じなかった。が、とにかく、最初は「組みづらい」と思ってしまったのは確かだ。ランナーが順番に消化されていく感じだと先も見えてくるし、部品を探す手間も省けると思うんだけど、そうはいかなくて10枚くらいのランナーを周囲に展開しながら説明書とにらめっこしなければならないのは慣れていないと苦行以外の何者でもないだろう。
しかし、苦労しただけあって、出来上がったモノのすばらしさには感嘆せずにはいられない。色分けが細部にわたってパーツ分轄で成し遂げられていることに驚くと同時に喜びを感じる。あの面倒くさいシールと格闘するくらいなら難しい箱根細工を選ぶ!みたいな。そして、フレーム(骨格)の上に装甲が肉付けされてMSが出来上がっている、という事実に解剖学的な興味と感動を覚えること間違いなし。ポリキャップの少なさと可動範囲の広さにもHGに慣れていると驚くかもしれない。
文句なしのプロポーションと可動を兼ね備え、完全に素組で色分けされたシリーズ、それがMGなのだ、と理解した。
ま、マスター・グレードの感想はこの辺にしておいて、キット個別の感想を。

格闘型中華ガンダムなのは良くわかった。トリコロールカラーだし、まるで主役ガンダムみたいだ、と思ったがこのアーリータイプはまさにそういうコンセプト貫いてるな、と思った。肩のドラゴンハング伸張機能をオミットして、ドラゴンハング自体を追加武器パーツとして切り離してしまったため、それを外すとまるで「普通のガンダム」なんである。なので、昔「ガンダム嫌い派」だった俺には逆に魅力的に映る。
でもなー、ドラゴンハングは「それじゃモノをつかめないじゃん!」みたいなデザインな挙句に素立ちのときにも肩に干渉するデザインでカッコイイけどなんだかなー、だし、武器はビームトライデントにしないでシンプルなビームグレイブのままで良かったんじゃないか?とか思ったりもする。
しかし、良く動く、綺麗、なだけあって、素立ちではなくポージングさせると映える、映える。あまりに素敵なので普段組んでポーズ決めて写真撮って終わり、な俺が延々ポージングさせて遊んでしまったことよ(笑)
というわけで、王道ガンダムキットとしては文句なしだけど、ちょっと同じ値段の他のキットと比べるとプレイバリュー少ないんじゃね?という感じ。
あー、あと、ドラゴンハングは伸ばして遊ぶね!みたいな。

初MGのついでに初墨入れと初デカールにも挑戦しようかと思っていたのだが、素組みキットには素組みそれなりの美しさがあると思ったので結局実施しなかった。でも暇な時に発作的にやるかもしれないので準備だけはしておく(苦笑)