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日々のメモ書き。

第3回絶版SF読書会 課題本『ハードワイヤード』

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ハードワイヤード

■まだ第2回が終了してませんが早めに告知します。「絶版でもう買えないSF本」による読書会の3回目です。

■課題本
『ハードワイヤード』(上下)(ハヤカワ文庫SF 818・819)

■開催日時
2015年1月31日(土) 15時〜18時
(18時以降、新宿で食事を兼ねた懇親会を予定しています)

■開催場所
ルノアール新宿3丁目ビッグスビル店 マイスペース2号室

■参加費
1500円(場所代です。ご了解ください)

■参加方法
この日記にコメントくださるか、Twitterアカウント「u_ki666」までDM、もしくは告知にリプライください。
参加に必要な条件は、課題本を読了してくることだけです。
読書会では入手方法や価格などについてもお話いただければと思います。(図書館で借りるなどしてもOKです)
場所の都合上、定員を設定させていただきます。


◎次々回予定
第4回の課題本は『フューチャーマチック』を予定しています。
開催日時などは決まり次第、ここでお知らせします。

第2回絶版SF読書会 課題本『サターン・デッドヒート』

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サターン・デッドヒート

■間が空いてしまいましたが、「絶版でもう買えないSF本」による読書会の二回目です。

■課題本
『サターン・デッドヒート』(ハヤカワ文庫SF 770)

■開催日時
2014年11月15日(土) 15時〜18時
(18時以降、新宿で食事を兼ねた懇親会を予定しています)

■開催場所
ルノアール新宿3丁目ビッグスビル店 マイスペース5号室

■参加費
1500円(場所代です。ご了解ください)

■参加方法
この日記にコメントくださるか、Twitterアカウント「u_ki666」までDM、もしくは告知にリプライください。
参加に必要な条件は、課題本を読了してくることだけです。(今回は副読本として続編の「2」まで読んでくることを推奨します。)
読書会では入手方法や価格などについてもお話いただければと思います。(図書館で借りるなどしてもOKです)
場所の都合上、定員を設定させていただきます。


◎次々回予定
第3回の課題本は『ハードワイヤード』を予定しています。
開催日時などは決まり次第、ここでお知らせします。

【徒然】ビブリオバトルin紀伊國屋書店新宿南店の動画公開

■4/27に紀伊國屋新宿南店で行われたビブリオバトルの第一ゲームで藤井太洋『オービタル・クラウド』を紹介してチャンプ本に選ばれました。
その時の様子がYoutubeにアップロードされました。
俺は五冊中、三冊目でした。
http://www.youtube.com/watch?v=FhNI_n0vE_I

俺と一緒の第一ゲームに参加した人たちの動画は以下に。

ニ冊目、『理系の子─高校生科学オリンピックの青春』
http://www.youtube.com/watch?v=VWjkq2f_9wE
彼は大学院生で、紀伊國屋書店ビブリオバトルの常連さんです。
四冊目、『黒猫の遊歩あるいは美学講義』
http://www.youtube.com/watch?v=8SwvMD2Klww
彼女は女子高生でビブリオバトル初参戦です。
五冊目、『両性具有迷宮』
http://www.youtube.com/watch?v=lLyVbOiMkk4
彼女も初参加。紹介された本は唯一版元品切れでした。

ちなみに、一冊目に紹介された『モリナガ・ヨウの土木現場に行ってみた!』と各得票数同数でチャンプ本になるという、辛勝だったのですが、その一冊目の動画はアップされていないようです。(本人が希望しない場合はアップされませんので)自分から見ても大変よく出来た発表だったので比較できなくて残念です。
今回もテーマなしの「フリー」でした。

一つ前のエントリに元になった原稿がありますが、前回の『BEATLESS』の時や、SFセミナーで紹介した『脳波』の時はある程度しゃべる内容を書き出して発声して練習したこともあり、大きく書いた内容とそれなかったのですが、今回は全然違うことしゃべってますね。
やはり、ビブリオバトラーを名乗るつもりの人は、いきなりしゃべるのではなく、1回くらいは喋りたいことが5分でまとまるかどうか練習して挑むべきですね。原稿書いてまる暗記でしゃべるのも味気ないですが、「えー」とか「あー」とか考えながら話すのも良くないと、反省しました。

5分でしゃべれる内容は限られているので一番最初に書きだしたメモから「マイケル・クライトン」「モーガン・フリーマン」「ケスラー・シンドローム」といった言葉が削除されました。『BEATLESS』の時も最近のSF事情や「シンギュラリティ」についてバッサリカットしてます。
会場への問い掛けはできなかったのですが、後半、擬音を発して笑いを取ることには成功してるので、前回よりは余裕があった、ということですな。

まぁ、とりあえず、21世紀のテクノスリラーの傑作『オービタル・クラウド』をみんな読むがいいさ!

オービタル・クラウド

オービタル・クラウド

  • 作者:藤井太洋
  • 発売日: 2014/02/21
  • メディア: 単行本
『オービタル・クラウド藤井太洋

【徒然】ビブリオバトルin紀伊國屋書店新宿南店に参加

■おかしい。経歴書には「ビブリオバトラー国内チャンピオン」とか書いてるはずだったのに、結局去年は1回しか戦っていなかった(苦笑)

紀伊國屋書店新宿南店では隔月に近い間隔でビブリオバトルが実施されているので、毎回は無理でも半分くらいはテーマが合えば出場しようと思っていたのですが、私事が色々ありまして(汗)結局、10ヶ月ぶりの参戦となってしまいました。

で、今回もフリーテーマだったので申し込んだんですが、地獄のように本が多い引っ越しをした直後で前回チャンプ本になった『BEATLESS』の時みたいに原稿書いて声に出して練習してみる、とか全然できないまま2回目のビブリオバトルに参戦してきました。本はやはり国内SFの藤井太洋『オービタル・クラウド』。

で、結果、得票数同点の本があるという辛勝ではありますが、第一ゲームで『オービタル・クラウド』は見事チャンプ本に選ばれたのでありました。
ヴィクトリー!!!
実は何も準備はしてなかったといいつつ、開始30分前に話の元ネタを「メモ」として書きだせたので、それをここにアップしてみます。

藤井太洋『オービタル・クラウド』紹介

今日皆さんにご紹介する本は早川書房から、紙版と電子版同時発売になったテクノスリラー、藤井太洋さんの『オービタル・クラウド』です。
テクノスリラーってなんぞや?という人がいらっしゃるかもしれませんが、おおまかに2タイプあります。たとえば最近で言えばIPS細胞ですとか別の意味で話題になっちゃってるSTAP細胞なんかがメインテーマに置かれた小説が出てきたらどうでしょう?万能細胞研究してたら事故でゾンビが大量発生してしまった!みたいなのが一つ。もう一つは、私の青春時代というのは「米ソ冷戦」という絶対的な前提条件があってですね、CIAだのKGBだのが跋扈し、朝鮮戦争ベトナム戦争という代理戦争の退役軍人というオイシイ立場の人間を主人公にするだけで、すわ、全面核戦争で人類全滅の危機!という状況のフィクションを書くことができたんですね。それが一つ。ところが最近はソ連がなくなってすっかりその手の小説は減ってしまったのですが、実はまた読んでみたいと思っていたわけです。
そこに彗星のように、まさに私が読みたかった「少し未来に達成できるかもしれない科学技術」を主軸にした軍事・諜報の交錯するテクノスリラーとしてこの作品が登場したわけです。
この作品の美味しいところはその未来予想の上手さといっていいでしょう。現代が米ソ冷戦構造が解体してアメリカはテロと戦う、というなんだかわかりにくい構造の世の中になってしまったわけですが、最近スノーデンさんという元CIAの人がロシアに亡命したりして、実は陰謀だの諜報だのってのはまだまだ健在なんだ、と思い知らせてくれたところに、アメリカはテロとの戦い無人機による攻撃という、ちょっと前では考えられない兵器を投入していて未来戦争の様相を呈してるわけです。そういった「現代」の延長線上にこの作品のテクノロジーや組織関係が実に上手く乗ってくるわけです。登場人物紹介で書かれているのでいってしまいますが、今回、悪い人というのは北朝鮮だったりするんですね。アルカイダとかでなく北朝鮮なのは読んでみると実にしっくりきます。
狙われるのは国際宇宙ステーションとか、ベンチャー企業が開設した「宇宙ホテル」だったりするわけですが、テロリストの真の狙いは今我々が利用している人工衛星を全部使えなくする、という実は世界規模で迷惑な話なんですね。映画の「ゼロ・グラビティ」見た方なんかはわかると思うんですけど、衛星ってのは無重力でプカプカしてるものじゃないんですね、秒速8kmとかで落下し続けている世界、一触即発で大事故が起こる世界なんですね。そこで起きている「何が」を発見して食い止めるまでがスリリングに展開するわけですが、その描き方が実に上手い。
作者の藤井さんはソフトウェア開発の経験者で、私もSEなんですけど、生半可に技術知識があるせいか、すごくリアリティを感じる「攻め方」を北のテロリストは仕掛けてきます。<スターウォーズ計画>という80年代の遺物が実際に博物館から引っ張りだされてきたりするのも私なんかにはたまらないところですし、いわゆる「クラウド・コンピューティング」の技術を使えば実際に謎の現象「オービタル・クラウド」を作り出せるのかも、と思える説得力があります。
CIA構成員のステレオタイプな感じがまたグッときます。古いテクノスリラー読んできた身としてはCIAは所在地のコードネームで「ラングレー」と呼ぶんですが、911後には引越したんで「マクレーン」っていうんだ、というつまらないところに感心したりw
主人公とヒロインはしがないウェブ技術者でネットニュース配信をやってたりするんですが、たまたまJAXAやCIAの人とつながってその才能を発揮してこの脅威に立ち向かっていくんですが、謎のオービタル・クラウドの基礎技術を開発したイランの孤高の天才科学者の話や、テロを仕掛けてくる側の日本人の天才技術者の存在感もいい味出してます。しかし、なんといってもヒロインのスーパー・ハッカー、「あかり姐さん」の個性がすごいです、惚れますwある理由で敵の手を読みやすい位置にいるんですけど、彼女の活躍ぶりには爽快感を覚えますね。とにかく、物語全体の構成もさることながら、登場人物の個性が光ります。
というわけで、21世紀に楽しく読めるテクノスリラー『オービタル・クラウド』、是非手に取ってもらいたいですね。電子版でも!

■質疑応答

■たしかその本は電子出版で有名になって紙の本として出版されたと思いますが、どちらで読みましたか?
 →本作は電子媒体と紙は同時出版でした。おっしゃってるのは作者の前作『ジーン・マッパー』のことですね。作者の藤井さんは確かに最初に電子出版でそれを出して早川書房がそれを出版しました。自分は電子版を買ってiPhoneで読みました。作者の藤井さんのお話を聞いたことがあるのですが、執筆にiPhoneを使っているそうです。
※メモでは冒頭に云ってる話ですが、本の実物を紀伊國屋さんに借りられたので、タブレットに書影を映して電子版で読んだというアピールする作戦をすっかり忘れていました。
■ちょっと未来のこと、という紹介でしたが、今の社会とどういったところが違っているのですか?
 →実は先といっても6〜10年先のことで、あまりテクノロジー的に飛躍的に進んです部分はないです。<オービタルクラウド>現象についても、技術的には80年代に発表された理論で動いている、といった感じです。なので、「本当にできそうかな?」という気にさせてくれます。
■その作品の舞台はどこなのかと登場人物は何人なのか教えていただけますか?
 →話し忘れていました。冒頭に登場人物紹介に書いてあるので云ってしまいますが、今回テロを起こすのは北朝鮮です。それを日本でしがないウェブニュース(笑)をやってる連中が偶然発見して阻止する、という流れです。
※実はしゃべりをとちっていたので、北朝鮮というワードがぬけていたのですw

今回のしゃべりのトチりは前回よりも激しくて、電子媒体同時出版とか北朝鮮とか、重要な部分を質問コーナーでフォローさせていただく恰好になり、大変質問がありがたかったです!(苦笑)
前回の『BEATLESS』の時も時間が足りなくて、SF周辺状況、みたいなのバッサリカットしたんですけど、今回はテクノスリラーとはなんぞや?という説明に時間を使っています。それでも時間が足りなくて、5分という時間、長いようで短くて本当に苦労しました。
次回の参加予定は未定です、で約一年経ってしまったのですけど、テーマに沿ったSFが紹介できそうな回があったらまた参加したいと思ってます。

第1回絶版SF読書会 課題本『スターシップと俳句』

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スターシップと俳句

■唐突ではありますが、「絶版でもう買えないSF本」による読書会を定期的に行いたいと思います。

■課題本
『スターシップと俳句』(ハヤカワ文庫SF)

■開催日時
2014年4月12日(土) 15時〜18時
(18時以降、新宿で食事を兼ねた懇親会を予定しています)

■開催場所
ルノアール新宿3丁目ビッグスビル店 マイスペース4号室

■参加方法
この日記にコメントくださるか、Twitterアカウント「u_ki666」までDMください。
参加に必要な条件は、課題本を読了してくることだけです。
読書会では入手方法や価格などについてもお話いただければと思います。(図書館で借りるなどしてもOKです)
場所の都合上、定員を設定させていただきます。


◎次回予定
第2回の課題本は『サターン・デッドヒート』を予定しています。
開催日時などは決まり次第、ここでお知らせします。

【徒然】ビブリオバトルin紀伊國屋書店新宿南店の動画公開

■7/14に紀伊國屋新宿南店で行われたビブリオバトルの第二ゲームで長谷敏司BEATLESS』を紹介してチャンプ本に選ばれました。
その時の様子がYoutubeにアップロードされました。
俺は一冊目でした。
http://www.youtube.com/watch?v=qI_mU_azSCE

俺と一緒の第二ゲームに参加した人たちの動画は以下に。

二冊目、『最低で最高の本屋』
http://www.youtube.com/watch?v=X16sTXoPAV8
三冊目、『セクシィ仏教』
http://www.youtube.com/watch?v=SxBuIlbdXhg
四冊目、『55歳からのハローライフ』
http://www.youtube.com/watch?v=GwJUfc2X-QM
五冊目、『みちのくの人形たち』
http://www.youtube.com/watch?v=NW7ryfiqrj4

ちなみに、テーマはなしの「フリー」でした。
なので、ノンフィクションにSF小説で勝つのはかなり難易度高かったと思ってます。
一つ前のエントリに元になった原稿がありますが、比較すると大分はしょりながら重要な点は抑えてるという神業的な話芸になっていることがわかると思います(笑)
さて、俺は紹介の中で一つ、嘘をついていますが読んだ方にはおわかりですねw
まぁ、些細な事なのでみんな『BEATLESS』を読むがいいさ!

BEATLESS

BEATLESS

BEATLESS長谷敏司

【徒然】ビブリオバトルin紀伊國屋書店新宿南店に参加

■関東でやっている、社会人が参加できるビブリオバトルってないの?と探した結果、普段利用してる紀伊國屋書店新宿南店で実施されるというので申し込んだのであった。
今回テーマは特になしのオールフリー。俺はやるからにはSFで、と思い長谷敏司BEATLESS』でバトルに挑んだのであった。
事前にネタを考えてみたんだけど、どうやっても5分以内で紹介しきれない!という状態のままで本番に望んだ。
で、結果として見事、第二ゲームで『BEATLESS』はチャンプ本に選ばれたのであった。
ヴィクトリー!!!
そのうち、バトルの模様はYoutubeで公開されるだろうけど、話す元ネタにした「メモ」をここにアップしてみた。

長谷敏司BEATLESS』紹介

今日紹介する本は、この21世紀という未来にあってどんなSF小説を読めばいいのか?と問われたときに迷わず差し出せる一冊。
長谷敏司BEATLESS』です。
どんな小説かといいますと、表紙にメカメカしい少女が描かれていますが、実際はですね、人間そっくりの柔らかい皮膚を持った機械が人間に変わって社会を支えている100年後の未来世界を描いたお話になります。
そこで、人類は人類知性をはるかに超えた演算能力をもつ人工知能に存続すべきか否かの審判を受ける、ということになります。
まぁ、端的に言うとロボットもののSFになるのでしょうけど、作者はこの本の中で一切ロボットという言葉を使わずに話を進めていきます。
普通の人型ロボットというと、鉄腕アトムのように人工知能を持っている自律タイプと鉄人28号みたいに人に操作されるタイプとに二分されると思いますが、ここに出てくるロボットたちは電子頭脳を持っていません。しかし、人間が操縦するでもなく、人の知性をはるかに超えた性能のスーパーコンピューターが表情も会話も演算してリモコンでそれを演出している、という設定になっています。
当然そこには一切の感情も魂もないわけですが、それでも主人公は困っている表情を見せるロボ子が居れば迷わず手を差し伸べ、ロボ子が一生懸命働いている姿を見ては頑張れ!と応援してしまうのであります。
果たして魂のない空っぽの器に対して我々人類がそういった反応をすることにどんな意味があるのか、と作者はあの手この手で問いかけてきます。ものに対する愛情と人に対する愛情が対等ではないのはなぜか、といったことですね。まぁ、アニメのキャラクターやフィギュアに愛情注いでなんか問題あるか?みたいな話ですね(笑)
その結果しだいで人類が滅ぶべきか否か決定されてしまうというwwwそんな話です。
私がこの本を読んで考えたのは人間の魂の不在についてです。実は、我々が心とか魂とか呼んでいるものは、「神」という名の巨大なシステムで演算されているもので、それが肉体という分子機械の上で表現されているだけではないのか?という懐疑に行き着いたわけです。「我思う故に我あり」なんてなんの慰めにもなりませんね、この場合(笑)
とかいってるとですね、なんだか難しい話しなんじゃ、と思って敬遠する方もおるでしょうが、表層の物語としては、機械美少女とボンクラ少年のボーイミーツガールから始まる世界の運命を掛けた大冒険、みたいになっておりましてライトノベルのいわゆるセカイ系の物語として軽い気持ちで楽しむことができると思います。本は二段組で656ページもあるとっても重いものになってますけど(笑)
とにかくね、自他共に認めるほど主人公のアラトくんはチョロいのですよ。もう、将来、お前はキャバクラのお姉さんにいったい幾ら貢いでしまうんだ?という心配をしてしまうくらいにw美少女ロボ子にうふん、ってされたらコロンと転んでしまうのです。そんな彼が人類を次のステージへと導くのですけど。
そして、ヒロインのレイシアさんは卑怯なくらいズルい女なんですよ。機械なので正直者ですけど、機械なのでなんの呵責も持たないというw
なので、アラトくんの友人は「お前、絶対騙されてるからやめとけ!」みたいに言って二人の仲を裂こうとするんですけど、もう、主人公とヒロインなのでくっつく力が強すぎてどうにもならない、みたいな話になってますw
友人の妹でお嬢様の紫織さんってのが出てくるんですが、人間の私とそのロボ子とどっちを選ぶの?みたいに迫ってあっさりフられて「詩織さんの、詩織さんの気持ちはどうなるの?」みたいなところもあって、それ系の話がお好きな方にはかなりオススメですw
いや、何か激しく脱線しましたが、結果、人類はモノと手を取り合ってさらに別のステージへと進化していく非常に感動的な終り方になってます。相手を「信じる」ってどういうことか、とか大事な問も含まれていてとても考えさせられます。
『BEATRESS』人と物の魂と愛の物語。ぜひ読んでみてください。

■質疑応答

■他に美少女ロボットは登場しますか?その中で一番好きなのは誰ですか?
 →5人の超高度AIを搭載した少女が登場します。そして一番好きなのは無論、レイシアさんですw
■「BEATLESS」とはどんな意味ですか。
 →鼓動無き者、つまりはこの作品に登場する一連のロボットたちのことです。
■最近映像化される作品が多いですが、ヒロインの女の子は誰に演じて欲しいですか?
 →えーと、『化物語』で羽川さんをやってた人です。えー、堀江由衣です。
※完全に不意をつかれたのでこんな答えに。正常な状態なら茅原実里花澤香菜と答えていたでしょう(笑)

実際は時間余るくらいだったので、どこかトバしてるはずwww
Youtubeに発表の様子が掲載されたらまたアップするつもりです。
ほぼ毎月開催されているそうだけど、次回参加の予定はまだ未定です。